不登校など課題のある子どもとのかかわり方と子どもの居場所について
5月14日土曜日 晴れ

一般財団法人 office ドーナッツトークの田中俊英さんにお越しいただき、「不登校など課題のある子どもとのかかわり方と子どもの居場所について」の講座を開催しました。

「学校に行かなければいけない」という模範を一番意識して深く傷ついているのは、何より学校に行けない当人であることを踏まえ、家族や周囲から本人への関わり方のヒントをさまざま教えてくださいました。

20160514_img01.jpg

中でも印象に残ったのは、普段の会話で出がちになる「仕事」「学校」「同級生」「家族の健康」といった話題にふれることをできるだけ減らし、ゆっくり焦らずに一歩ずつステップを踏んで関わっていくことが大切だということです。
日々のことですから、家族はしっかりと意識をしながら関わっていきたいものです。

そのような対応によって、外出ができるようになった子どもが次のステップに進むのに必要なのが「サードプレイス(第3の居場所)です。
家庭(第1の居場所)」「学校(第2の居場所)」の役割・人間関係から解放され、くつろいで交流ができる「第3の居場所」の大切さについてもお話されました。


20160514_img02.jpg


また、発達障がいに関しては、見通しを示すことの大切さなど、事例を交えて分かりやすくお話くださいました。
一番頭に置いておかなければいけないことは「子どもの利益の最優先」とのことでした。
その子を取り囲む環境を整えるにあたって、何がその子にとって必要で有効であるかを、周囲や親はしっかりと考えていきたいですね。

港区社会福祉協議会のfuku café (フクカフェ)で、第2土曜日の14:00~16:00、第4月曜日の15:00~17;00に開催している「エルカフェ」は、小・中学生対象に第3の居場所づくりをしています。
青少年活動の経験が豊富な地域の方たちがスタッフとして関わり、子どもたちが安心して過ごせる場所を目指しています。
講演会「サルから始まるアプリのおはなし」
3月7日 月曜日 はれ

京都大学霊長類研究所教授 NPO法人発達障害療育センター 理事長 正高信男氏をお招きし、講演会「サルから始まるアプリのおはなし」を開催しました。

正高信男先生は、ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊 (中公新書)という本を、2003年に出版し発行部数20万部越えのベストセラーとなった作品を執筆された方です。
内容は賛否両論あり、ちょっと過激なタイトルからも拒絶される方も多かったかもしれません。
しかし、当時、若者が携帯電話を持ち歩き、いつでも通話やメールでやり取りできるようになったことで他者との関係の持ち方まで変えてしまったということや、生活空間での公私区分があいまいになり若者は公的な場所でも傍若無人な振る舞いをするようになったなどについて、正高先生の持論は、なるほど・・・・と思われた方も多かったと思います。

20160307_img01.jpg


今回は最近の若者という話ではなく、発達障害、特にLD(学習障害)の子どものコミュニケーションのお話でした。
LD(学習障害)の一つに、読み書きに困難を伴う場合を「ディスレクシア」(難読症)と言うそうで、ハリウッドスターのトムクルーズがこの症状で苦しんだとか・・・。

例えばbとdの区別がつけにくい、「い」と「こ」を混同する、九九の一部の段だけ覚えられないなど、さまざまな症状があります。

20160307_img02.jpg


上記のような症状は、文字を覚える段階で困難が伴い、教育現場では「怠けている」と叱られたり、クラスメイトからはからかわれたり、また、親にも分かってもらえなかったりすることがあり、そのことにより、本人はさらに深く傷き、自信を失ってしまう・・・などしんどい思いを強いられてしまいます。

正高先生のお話は、もし「ディスレクシア」(難読症)に似た症状があったり、その他のアスペルガー症候群に似た症状であっても、パソコンやタブレットなどのコミュニケーションデバイスを使うことで、本人の困難を少しでも軽減することができ、社会生活でコミュニケーションが周囲と図れる可能性があるのではないか・・・という希望がもてるお話でした。


はるばる愛知県よりお越しくださいました正高信男先生ありがとうございました!

20160307_img03.jpg


アプリ紹介:コトバロメーターは、京都大学教授・正高信男(NPO法人 発達障害療育センター理事長)が、学習の困難さをもたらす認知機能と脳機構の関連について解明し、独自に研究開発した国語機能向上のためのアプリです。
コトバロメーター

コトバロメーター国語機能向上アプリ

監修:京都大学教授 正高 信男
価格:3,600円

対応機種:iPhone / iPad
対応環境:iOS6、iOS7、iOS8.1.1
みなと介護家族の会 かもめ会 クリスマス会
12月18日 金曜日

みなと介護家族の会 かもめ会の『クリスマス会』が開催されました!

今回は落語家の 桂 福丸さんをお招きしてのクリスマス会でした。

20151218_img01.jpg


女性が元気な理由や、世界最高齢の男性の長生きの秘訣などをユーモアたっぷりにお話してくださった後に、落語を2本披露してくださり、45分の高座の時間はあっという間に過ぎていきました。

20151218_img02.jpg

桂 福丸 さんから、『笑いと笑顔』のクリスマスプレゼントをいただき
皆さん にっこり(*^▽^*)

20151218_img03.jpg
認知症理解のための映画会
11月27日 金曜日

認知症理解のための映画会を開催し「徘徊 ママリン87歳の夏」を上映しました。

20151127_img01.jpg

平日の夜にもかかわらず、たくさんの方にご来場いただき、「認知症」への関心の高さが伺えました。

20151127_img02.jpg

この映画会は、港区社協の取り組みである「ひまわりじゃらん」(認知症高齢者見守りネットワーク事業)を知っていただくとともに、認知症についての理解を深めていただくことを目的としています。

20151127_img03.jpg

映画は認知症を発症している87歳の“ママリン”と娘の“あっこちゃん”のドタバタだけど穏やかで、大変だけどユーモアあふれる日常を描いており、観ている人は、笑いながら泣きながら、そして認知症についてそれぞれの立場で色んなことを考えさせられるドキュメンタリーでした。
 
この映画を通して、認知症を発症した時にご家族やご本人は
「抱え込まずオープンにして、周りに助けてもらってもいいんだ!」と。
地域の方は「自分のできる範囲での“お手伝い”をしたらいいんだ」と。
そんな風に思ってもらえたら嬉しく思います。


認知症になっても安心して暮らせるまち安心して徘徊できるまち『港区』を目指して、
認知症に関する講座など、これからどんどん開催していく予定ですので、ぜひご参加ください(*^_^*)
カフェナカ企画「岩ちゃんの❛ちょっとためになる❜実は法律って身近だよ」
11月14日 土曜日 

カフェナカ企画「岩ちゃんの❛ちょっとためになる❜実は法律って身近だよ」を開催しました。

今回の講師は近畿大学 法学部2回生の岩本和馬さん、岩ちゃんこと「岩本先生」です♪

法律のお話しだからでしょうか、いつものほんわかしたfuku caféの雰囲気がなんだか一味違うピリッとした感じ・・・(笑)

参加者は、最近テレビでも法律関係の番組が多いこともあり、法律に関して興味がある、ちょっと知っているぞ・・・という方が集結♪

地域のみなさまに向けてお話しするなんて経験は初めての岩本先生にも緊張が走ります!

簡単にみなさんで自己紹介をみんなでした後、

いざ、fuku café裁判開廷!!

20151114_img01.jpg

まずは「六法って?」・・・のお話し。

憲法 刑法 民法 民事訴訟法 刑事訴訟法 商法
とあるそう。どんな違いがあるかを教えてくれました。

その後、班に分かれて事例検討です。
事例は3つ「庭の木問題」「自転車問題」「動物問題」・・・どれも、身近で起きそうなあるある問題を各班に分かれて話し合い、発表します。

そのうち鋭い質問も飛び、岩本先生が考え込む場面も・・・・♪♪

20151114_img02.jpg

事例検討であれこれと考えを伝えあったりするうちにだんだんとみなさん打ち解け、最初のピリッとした雰囲気から、いつものfuku caféらしい和やかな楽しい雰囲気に、ホッとしました・・・♪

岩本先生から説明と回答、そして本日のまとめの言葉で

fuku café裁判 閉廷・・・・♪

みなさんからは岩本先生を労ったり、今後を応援する言葉、そして、ぜひ第2弾を〜!!の声♪

岩本先生の一生懸命な姿がとっても好評でした♪

岩本先生は今回のために、話し方・説明するための絵・時間配分そして、事例の中身について、さまざま勉強をしたとのことで、

「今回こんな風にやれたことがとっても良かった。自分にとってすごく勉強になった。法律がおもしろくなった。」と話されていました。

そして、「次回があれば、ぜひやりたい!!」と意気込みを見せてくれました♪