【子育て支援ボランティア講座】すべての子どもに夢は必要だっっ!!
10月7日火曜日 はれ

子育て支援ボランティア講座の最終日、公開講座「すべての子どもに夢は必要だっっ!!」を開催、たくさんの方がご参加くださいました。

20141007_img01.jpg

講師のNPO法人 サンフェイスの代表 久田亮平さんは、ご自身、障がいのある妹さんがお2人おられ、そのことで子どものころは悔しい・辛い思いもさまざまあったそうです。

現在は、障がいを持つ子どもさんに対して、その親やきょうだいなどその子を取り囲む環境を包括的に考えることのできる組織、サンフェイスグループとしてNPO法人 サンフェイスと株式会社 サンフェイスと両方を経営されています。

さまざまな事業紹介をしていただいた中に、きょうだい児へのケアがあり、
①障がいのあるきょうだいがいることがマイナスに感じることが多いこと
②自分はできるだけ親にとって手のかからない子でいようと思ってしまうこと
③周りに同じ状況をもった本音で話のできる存在がいないこと
・・・・その他、きょうだいの感じていることを数々出されました。

そこから出た取り組みは、「障がいのあるきょうだいがいるおかげでこんな活動ができた。こんな楽しみができた。」などの経験を増やすことです。

サンフェイスでは、きょうだい児だけで参加できる、記憶に残る楽しい体験ができるイベントがあります。
このような視点に共感される参加者がたくさんおられ、久田さんは、ご自身が誰よりもその気持ちが分かる存在であり、そのことは、久田さんの大きな強みになっていると感じました。

20141007_img02.jpg

また、久田さんは福祉教育にも非常に力を入れておられます。
それは、知識を先生だけでなく、クラスの友達にこそ分かっておいてほしいからです。

小さい頃からの福祉教育は、何を当たり前に思って育つか・・・というところにおいて、非常に重要です。
正しい知識や関わり方を知ることで確実に意識は変わります。

20141007_img03.jpg

次に、発達障がいがある子どもたちへの関わりのポイントとして、「視覚的」「具体的」「肯定的」と3つのキーワードを出され、「ちゃんと」「ちょっと」「みんな」などの範囲が難しいからであるなどと、一つ一つ分かりやすい事例とともに説明がありました。
「視覚的」というところでは、ipadのようなタブレットが有効であることを実際に見せていただき、ワークからは、いかに目から入る情報が誰にとっても分かりやすいかということがわかりました。

事例はその情景が目に浮かぶようであったし、発達障がいを体験するワークは初めての方が多く、講座はとても好評でした。何より久田さん自身のユーモアのセンス、柔軟さ、人としての魅力にみなさん惹きつけられている様子でした。

最後にみなさんへのメッセージとして「大人一人ひとりが子どもの環境である」ということを認識し、どんな子どもでも、夢を持っていいんだよ、夢を持つべきなんだよ、と言ってあげられる環境を作る、また、身近な大人を見ていることで子どもたちが夢を持てる、そんな社会であってほしいと締めくくられました。

それぞれ ちがう個性・特徴だからこそ、お互いに良い方向で影響しあうことで、誰もが過ごしやすい、「ちがい」を活かせる社会になるのではないか、「強み」変えることだってできるのではないか、そんな風に感じました。

さらに、久田さんは、福祉作業所からは今まで程遠いと思われていたデザインの世界でも新境地を開いておられます。
福祉のイメージを払拭するためのかっこいい斬新なアイデア、そこから市場を生み出している久田さん、「デザイン × 福祉」の可能性を感じました。

全ての工程に福祉作業所が関わっているという、カフェ「Café&good's B.S.K」 と釣りグッズの「CURRENT」・・・そのオシャレでかっこいい感じはぜひ、検索してみてください♪
このように福祉や障がいを知らない、興味のない方々にも知ってもらうチャンスをどんどん増やしておられる久田さん、全ては「知ることで意識が変わる」というところからです。

全5回の講座の中身を振り返ると、人との関わりの中で人は成長し、人に寄り添えるのはまた人なんだ・・・と実感します。子どもたちがのびのびと安心して育つことのできる地域をと願い今年度の「子育て支援ボランティア講座」全5回が終了となりました。
スポンサーサイト
<<【田中地域】地域福祉活動計画のスタートアップ会議 | ホーム | 築港中学校体育祭>>